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リハビリの意義について

皆さま平素より日常診療においてご理解とご協力を頂き、心より感謝申し上げます。

9月下旬を迎え日中の暑さは残るものの朝晩を中心に少し過ごしやすくなってまいりました。中秋の名月、すずしい風で涼を感じ、虫の鳴き声に耳を傾け、猛暑で疲れた体を少し落ち着かせる余裕を持ちたい今日この頃です。

開院して半年を過ぎた当院では、少しでも安心して安全な治療を受けて頂けるように定期的にミーティングを行い改善点を見つけて改良を試みております。患者様サービスを第一に、そして笑顔で最高の接遇が出来るように、スタッフのコンディションにも適切な配慮をして、いま出来ることを、院長・事務長をはじめスタッフ間で話し合いを重ねております。

さて、今回は理学療法を中心としたリハビリについて総論的なお話を紹介したいと思います。当院では先日「お知らせ」でお伝えしたように10/1より理学療法の受付枠を確保するため、スタッフの増員や午前枠の増加、そして理学療法士の知識や治療の質の向上のために昼休みや休日を使って、自己研鑽の機会をなるべく確保するようにしております。

治療の原則として

①まずは今の症状を緩和すること

②再発しないよう元の状態を改善させておくこと

この2つを大切にして日ごろから診療にあたっております。

 

 

①を達成するために投薬や注射、具体的な過ごし方のご提案、物理療法や理学療法などを組み合わせていきます。

②については症状が改善したとしてもお体が元の機能不全など悪い状況が残っているのであれば、症状が再発する可能性が高いため理学療法で積み重ねをしていくことが重要です。いずれはご自身でセルフでやって頂けるようにすることで今後短期そして中期的に見てもいいと言われていますのでいろいろご相談頂けると幸いです。

中には検査や投薬だけでも大丈夫という患者様もおられますので、その際はリハビリは行わず経過を見ていくといった対応を柔軟にさせて頂いております。適宜相談を重ねながら、どのような方法でもまずは①の「今の症状を緩和すること」を達成しましょう。

皆さま方のご理解ご協力の上でこれらは成り立っていきます。日ごろからのご配慮に心より感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。